日本酒の種類で合わせる
メニューに『純米吟醸酒』や『大吟醸酒』など、
日本酒の特定名称酒が書かれていることがあるかと思います。
日本酒と料理を上手に組み合わせるコツは、
特定名称酒を基準に料理を合わせていくことです!
今回はいくつかのパターンに分けてご紹介します♪
純米系
純米系の魅力といえば何と言っても、米本来の旨みが楽しめることです。
そんな純米系には、実際に炊いたご飯と食べたくなる料理を合わせてみるのがおすすめです。
例えば、魚の煮付けや煮物料理、肉料理、油炒めなどがあります。
そして実は、バターを使った料理との相性も良いのです!
吟醸系
吟醸系の日本酒といえば、やはりその香りを思い浮かべた方が多いのではないでしょうか?
一般的に吟醸系は食前や食後に向いていると言われていますが、
淡白な素材を使った料理とはすごく相性が良いのです。
白身魚の刺身やカルパッチョ、おひたし、魚の塩焼きなどがおすすめですよ。
大吟醸酒はフルーツともとても良く合います。
生酒系
生酒の魅力はなんといってもそのフレッシュさが人気のポイントです。
加熱処理を一切行っておらず、まるで白ワインを思わせる爽やかな日本酒となります。
そんな生酒には、白ワインに料理を合わせる感覚で選ぶと良いですよ。
例えば牡蠣料理、ムニエル系、オイスター料理、甘エビなどが挙げられます。
魚介系の料理との相性はもちろん、さっぱりとした鶏肉料理と合わせるのもおすすめです。
熟成酒
熟成酒はとろりとした濃厚な甘味はもちろん、独特な熟成香が特徴的です。
食後酒にはもちろん、食中にちびちびと嗜むスタイルがおすすめです。
例えば北京ダックや麻婆豆腐、豚の角煮などとの相性が良いです。
意外な組み合わせですが、熟成酒は「中国の紹興酒と似ている」と言われることもしばしばあります。
そのため、中華料理との組み合わせが簡単でおすすめなのです。
その他
本醸造や普通酒など、多くの飲食店に置かれている王道の日本酒がその他に含まれます。
香りはどちらかというと控えめですが、淡麗辛口で万人向けする日本酒となります。
基本的には、どの料理とも合わせることができますが、
どちらかと言うとシンプルで軽い料理がおすすめです!
例えば冷奴、塩辛、酒蒸しなどが挙げられます。
濃い目の飲み口の日本酒なら、味付けの濃い料理に合わせてみてくださいね。
コツを掴むだけで、日本酒も料理も今よりもっと楽しめるようになります♪
ただ、今回ご紹介したのはあくまでもコツで、正解は決してありません!
人間の味覚は人によっても変わりますし、その日の気温や体調によっても左右されます。
自分の好みの組み合わせ方を見つけてみてはいかがでしょうか。