日本酒をあまり飲んだことがないという方の中には、
日本酒は飲みづらくてあまり好きではないと思っている方もいるのではないでしょうか。
今回は、日本酒初心者におすすめしたい日本酒の選び方についてご紹介します!
飲みやすい日本酒とは
一口に日本酒といっても、日本酒には実に数多くの種類が存在しています。
それだけに、どのタイプの日本酒が飲みやすいのか分かりづらいです。
そのため、日本酒はとっつきにくい、と感じてしまう方も多いのではないでしょうか。
例えば、日本酒のラベルに記載されている”精米歩合”ですが、
精米歩合は、日本酒を造る際に使用した米をどの程度まで磨いたのかが分かる数値のとなります。
一般的に精米歩合が高い日本酒の方が、雑味の少ないクリアな味わいになるのです。
また辛口・甘口を見極める指標となる”日本酒度”や、
酸の量をあらわす”酸度”、コクや旨味のもととなるアミノ酸の量”アミノ酸度”も、
ラベルに記載されている場合があります!
日本酒初心者におすすめの選び方とは
それでは、具体的にはどう飲みやすいお酒を選べば良いのでしょうか?
ここでは、普段あまり日本酒を飲まない方にもおすすめしたい、日本酒の種類についてご紹介します!
甘口の純米酒
日本酒をあまり飲まないという方にもおすすめできるのが、純米酒となります。
純米酒は、米と米麹、水だけで造られている日本酒のことで、
米のふくよかな香りと旨味をダイレクトに味わうことができますよ。
特に甘口の純米酒は口あたりがやさしく飲みやすいため、
普段甘いカクテルなどを飲むことが多い方や、日本酒の辛口が苦手という方におすすめです!
日本酒度でいえば、マイナス[–]のついている日本酒は甘口に分類されています。
甘辛度が中口の純米吟醸酒
次におすすめしたいのは、甘辛度が中口の純米吟醸酒です。
日本酒の甘辛の感じ方は、酸とアミノ酸のバランスや、個人の味覚によっても変わってきますが、
日本酒度±0.0~+2.0ぐらいを目安に選んでみてください!
純米吟醸酒は、精米歩合60%以下の米を原料として使い、低温で長期間発酵させて造られた日本酒となります。
「吟醸香」と呼ばれる、華やかでフルーティーな香りが特徴となっています。
味わいは芳醇かつキレのあるタイプが多く、バランスの良い日本酒といえるため、
初心者の方にも飲みやすいと思います。
アルコール度数が低めの日本酒
普段アルコール度数の低いお酒やカクテルを飲むことが多いという方にも試していただきたいのが、
低アルコールの日本酒です!
一般的な日本酒のアルコール度数は15度前後ですが、最近は10度ほどに抑えた日本酒も存在します。
飲み口がスッキリとしていてアルコールならではの香りや苦味が少なく、
日本酒になじみがないという方も抵抗なく楽しむことができますよ♩