最近、日本酒の成分が配合されたスキンケア商品が増えており、日本酒の美容成分が注目されています!
美肌になりたいという方は、日本酒や酒粕を美肌ケアに取り入れてみてることもおすすめです。
今回は、日本酒と酒粕が美容に良いといわれる理由についてご紹介します。
日本酒には美肌・美容に嬉しい成分がたくさん!
日本酒は、美肌になりたい方や美容を気遣う女子にとって、うれしい成分が豊富に含まれています。
今回は、その中の3つについてご紹介します♪
コウジ酸
『コウジ酸』は、日本酒造りの際、麹の発酵過程で生み出される成分となります。
このコウジ酸は、メラニンの生成を抑えるはたらきがあります。
メラニンは、紫外線を浴びることで発生する物質で、過剰に生成されることでシミの原因となってしまうのです。
コウジ酸は、メラニンを作るチロシナーゼという酵素の働きを止めるといわれている成分となります。
紫外線は夏だけでなく1年中降り注いでいるため、美肌になるにはケアを続けることが大切です。
フェルラ酸
日本酒には、ポリフェノールの一種である、『フェルラ酸』が含まれており、
このフェルラ酸は、シミの原因となるメラニンの生成を抑制するはたらきがある成分なのです。
また、シワなどの肌老化に関係するといわれる、活性酸素の抑制が期待できるともいわれています!
アミノ酸
日本酒の醸造に携わる杜氏の手は、白くきれいだと聞いたことがある方もいるのではないでしょうか?
これは、コウジ酸やフェルラ酸だけではなく、日本酒に含まれているアミノ酸のおかげと言われています。
日本酒に含まれるアミノ酸は、20種類以上で、
天然保湿成分でもある、グリシンやセリン、アスパラギン酸などのアミノ酸が豊富となります。
酒粕が、栄養満点で美味しい美容食に
日本酒を醸造する際にできる『酒粕』は栄養価がとても高く、こちらも美容に良いと注目を集めています!
旨味が凝縮されて料理に活躍
酒粕にも、アミノ酸が豊富に含まれています。
アミノ酸は旨味成分の元といわれており、他の食材と合わせることでさらに料理がおいしくなるのです。
特に肉や魚と合わせると、旨味がアップしますよ。
鮭や豚肉、お好みの野菜と合わせた粕汁や、美肌女子に人気の豆乳鍋などがおすすめです!
酒粕を毎日の食卓に取り入れて、おいしい美容食を作ってみてはいかがでしょうか。
注目のレジスタントプロテイン
酒粕には、レジスタントプロテインが含まれています!
レジスタントプロテインは、たんぱく質の1つで、
通常のたんぱく質のように体内の機能を構成するのではなく、食物繊維と同じような働きをするといわれているのです。
そのため、腸内環境が気になる方には気にしてほしい成分となります。