夏の[生酒]の特徴と[生貯蔵酒]との違い
日本酒は、酒蔵や銘柄、造られた季節などによって味わいや香りが様々です。
そこで今回は、夏におすすめしたい生酒と生貯蔵酒の特徴と、おいしく飲むポイントについてご紹介します!
[生酒]と[生貯蔵酒]の違い
生酒
通常の日本酒は、お酒自体の品質を安定させるために[火入れ]という加熱処理をしています。
多くの日本酒は、お酒が出来上がり、貯蔵する前に一度、出荷する前に二度目の火入れを行なっています。
一方、生酒は一切火入れを行なわない[生]のお酒となります。
そのため、しぼりたての新鮮な香り・味わいを堪能できるのです。
生貯蔵酒
生貯蔵酒は、貯蔵前の火入れは行なわず、出荷する前に一度だけ火入れを行なうお酒のことです。
日本酒としての旨味が生きている生酒に最も近いお酒といえます!
[生]とつく日本酒の中では、品質管理が比較的しやすいことも特徴となります。
夏の[生酒]について
生酒は、出荷される四季によって様々な味わいの特徴を楽しむことができる日本酒です。
夏の生酒は、冬から春先にかけてしぼったあと、低温で熟成させ、夏を迎える時期に出荷されます。
製造工程で火入れを一切行わないため、爽やかでみずみずしい風味を楽しむことができますよ。
まさに暑い夏にぴったりの日本酒と言えるでしょう。
生酒、生貯蔵酒をおいしく飲む方法
よく冷やして飲む
特に生酒は一度も火入れをしていないため、とてもデリケートなお酒となっており、
温度の変化で風味や香りが変わってしまう可能性があります!
日本酒のおいしさを損なわないよう、購入したらすぐに冷蔵庫で保管してよく冷やすことが大切です。
冷蔵庫でよく冷やすことで、生酒や生貯蔵酒のフレッシュな味わいがより引き立ちますよ。
鮮度を保ちなるべく早く飲み切る
開封されて空気に触れた日本酒は、
それまで隠れていた香りが出てくるのと同時に、少しずつ劣化も進みます。
そのため、鮮度があるうちに飲み切ってしまうことも日本酒をおいしく飲むポイントとなります。
生酒は、生きた酵母が特徴のお酒のため、酸化すると味わいが落ちてしまいます。
夏らしい演出で楽しむ
夏の日本酒を味わうのであれば、見た目も夏らしく演出してみてはいかがでしょうか?
例えば、ガラスで作られた酒器や小ぶりのワイングラスを使うことでとても涼しげに感じられます。
また、料理を並べるお皿もガラス食器に統一することで、食卓も夏らしくなりますよ。
オン・ザ・ロックで飲む
グラスに氷を入れて、オン・ザ・ロックで楽しむのもおすすめです。
生酒・生貯蔵酒のオン・ザ・ロックは、
フレッシュな風味はそのままに味わいも優しくなり、夏の喉を潤してくれますよ。
氷を少しずつ溶かしてゆっくり飲むことで、変化する味わいを楽しめます!
愛知県で日本酒を楽しみたい方は純米酒専門 YATA栄店へ。
店舗名:純米酒専門 YATA栄店
住所:〒460-0008 愛知県名古屋市中区栄4丁目4-4 栄メッツビル1F
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営業時間:15:00 - 23:00 定休日:日曜日
業務内容:純米酒専門店